皆さまこんにちは! wiwiw 目黒です。
2/19(金)「仕事と介護を両立させる秘訣セミナー」を開催しましたので、その内容をお伝えします。
急な開催となりましたが、26社から32名の方にご参加いただき、アンケート結果からも、ご満足度の高いものとなったことが分かり、 wiwiw一同、大変嬉しく感じております!
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
今回のセミナー対象は、企業の人事労務担当者さま、経営層の方で、こんなお悩みを解消するためのセミナーでした↓
・「これから仕事と介護の両立支援の取組を始めたい」
・「仕事と介護の両立支援の取組として何をすればよいのか分からない」
そこで、wiwiwでご提供している社員向けセミナーを実際に体験いただき、その後、両立支援の進め方のポイントについてご紹介しました。ぜひ、これらを今後の自社の取組に活かしていただきたいと思っております!
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【Part1】 仕事と介護を両立させる秘訣 / 講師:角田とよこ先生
(内容)
1. 無理のない介護をするために
2. 介護保険サービスの利用法
3. 別居介護・遠距離介護を成功させる秘訣
4. 緊急時に備えて
5. 認知症の基礎知識
どうでしょうか。言葉はよく聞くけれど、よく分からない、、というテーマばかりではないでしょうか?
角田先生は、社会福祉法人浴風会 介護支え合い電話相談室長として、これまでなんと、のべ4万5千人以上の介護家族に寄り添った実績をお持ちです。介護と聞くと、あまり明るいイメージを持たれない方は多いと思います。ですが角田先生は、ユーモアを交えながら楽しくお話を進めてくださる、大変人気の高い講師で、ご参加された方々は、時おり大きくうなづき、夢中で聞いてらっしゃる姿が印象的でした。
そして、お話の中で、ぜったい覚えて帰ってほしい!とおっしゃっていたキーワードは、こちら!
『地域包括支援センター』
介護保険を利用するときに、まず最初に相談する場所です。名称は様々ですが、全国にありますので、介護保険者のお住まいの近くにある『地域包括支援センター』に、相談をしましょう。社会福祉士・保健師・ケアマネジャーの方がいらっしゃいますので、力になってくれます。
介護をされていない方でも、事前の備えとして、『地域包括支援センター』に足を運んでみるのもよいそう。そして、親御さんのことや日々の暮らしをよく知っておき、いざというときのために、家族でよく話し合っておくことがとても大切とおっしゃっていました。
また、個人的に心に響いた言葉は、こちら↓
『皆さんは、ご両親のことをどれだけ知っていますか?』
元気なうちから親御さんのことを知っておくことがとても大切です。(好きな音楽・映画・本・食べ物、多いほどよいそう)特に、認知症の際には非常に有効とのこと。
ある時、介護施設で頻繁に暴れていた認知症のおじいさん。たまたまビートルズの曲をかけたら、ピタッとおさまり、ご機嫌になったそう。実はビートルズが好きなことをずっと誰も知らなかったなんて、こんなもったいないことはありませんよね。お互いのことを知り、きちんとコミュニケーションを取ることができれば、みんなハッピーなんだ、と強く感じたエピソードでした。
わたしは、母親の好きな食べ物もパッと浮かばず、頭をかかえてしまいました。。
週末、久しぶりに実家に電話をしてみよう!と心に決めた日でした。
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【Part2】 仕事と介護の両立支援の取組ポイント / 講師:wiwiw 寺西
ここでは、仕事と介護の両立支援を進める際の基本形として、第1フェーズ、第2フェーズに分けてご説明をしました。
●第1フェーズ:「実態把握・分析」「制度の見直し」
自社の介護実態の把握・分析をすることからスタートし、必要に応じて自社に合った制度の見直しをする、それと同時に、情報提供と相談体制を整えること、これらがとても大切という話でした。
また、2017年施行予定の介護休業法改正の内容など、最新の情報もあり今後の取り組みに有益となったのではないでしょうか。
「自社内で実態調査をするにはマンパワーが足りない」「より詳細なデータがほしい」という人事の方々、ここで朗報です!wiwiwがお手伝いさせていただきます!お気軽にお問い合わせください。
最近では、仕事と介護の両立ハンドブックについても、多くの企業さまからお問合せいただいております。
●第2フェーズ 「働き方の見直し」「上司・管理職への支援」
男性社員が、介護に直面し、最初に相談するのは、ほとんどが職場の上司。
その時の上司の対応が、仕事と介護の両立に前向きに取り組めるか、はたまた、最悪の場合離職を決意してしまうか、大きく影響します。だからこそ、管理職向けの研修を含めた支援が非常に重要といえます。
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ぜひ、皆さんも、今の内から必要な知識を得て、親御さんや家族ととたくさん話をし、いつの日か訪れる(近い内かもしれない)介護に向けて前向きに準備をしてほしいと思います。
そして、人事部の方々には、より多くの社員の方が、介護と両立しながらいきいきと仕事を続け活躍されるよう、背中を押し、サポートし続けていただきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!次回の開催をお楽しみに☆