みなさんこんにちは。(株)wiwiwの山岸です。
表題の通り、先日以下のシンポジウムに参加してきました。
簡単に内容をご紹介いたします。
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「仕事と生活の調和を考えるシンポジウム」
~ワーク・ライフ・バランス社会の実現に向けて~
<主催>
東京労働局
(社)全国労働基準関係団体連合会東京都支部
(社)東京労働基準協会連合会
日時:2008年11月12日(水)
第1部
講演:ワーク・ライフ・バランスとこれからの人材活用
東京大学社会科学研究所教授 佐藤博樹氏
○WLBは子育てに限定したことではない
○WLB実現度と比例して仕事への意欲が高まる結果がデータとして出ている
○WLBの支援充実度&均等施策の充実度
→上記2つが満たされて、初めてWLBが取れていると言える
第2部
パネルディスカッション:パネラー企業と主な取組み
・ダイキン工業(株)東京支社
「有給休暇所得率90%台」、「休む時は思い切って休む意識改革」
「計画的な有給休暇取得」、「5日間連続有給取得制度」
・大和証券(株)渋谷支店
「よく働き、よく楽しめ!仕事時間と自分時間」
「家族も会社が好きになる~子育てフルサポート」
・日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
「誰もが実感できるWLB」
「総労働時間Under2050」※年間総労働時間を2050時間以下に
・(株)妙徳
「リフレッシュ休暇制度」「有給休暇の計画取得」
「残業ゼロ化」「定時退社促進」「業務の5S、多様化」
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各社ワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現に向けて、様々な取組をしていることが
お分かりになるかと思います。
昨今の不況の折、どのようにして業績を伸ばし、優秀な人材に長期間、勤務をしてもらうか、
ということが企業に求められる課題であると考えます。
そのような場面に直面し、実際の行動をとった企業4社の発表は、まさに、業務の効率化こそが
WLBに繋がっていくことを、実例をもって紹介してくれました。
WLBと聞くと、つい「育児」や「女性のための」と考えてしまいがちですが、全社員に共通する、
現在会社に求められるべきものだ、ということが改めてわかり、非常に勉強になったシンポジウムでした!