こんにちは 。wiwiwの中尾です。
昨日8月28日(日)の読売新聞朝刊 くらし・健康のコーナーで
wiwiwから提供した情報が掲載されましたので、ご報告いたします。
記事の冒頭は、
実際に遠方に住む父親の介護のために介護休業制度を取得し、
「施設を見つけて復職する予定だった」にも関わらず、
1年取得できる会社の介護休業制度を取得しても施設は見つからず
退職されたという方のお話です。
退職後、収入がなくなり介護費用だけでなく、ご自身の国民年金
保険料も支払うことができなくなったとのこと。
「知識があれば施設探しも工夫できたはず。会社を辞めたため、
自分の老後も不安になった」と、退職したことを後悔されています。
親の介護が始まる状況は人それぞれ。
完全な準備は難しいが、「親の生活」「会社の制度」「介護保険制度」
などの知識があれば、選択肢が広がってくる、という内容でした。
弊社では、「仕事と介護の両立支援委員会」を発足し、介護をしながら
意欲的に働き続けられる支援策を提供し、情報発信を行っております。
記事に登場しております社会福祉法人「浴風会」で介護支えあい電話相談
を担当する角田とよ子室長、また遠距離介護者らが集まるNPO法人「パオッコ」
の太田差恵子理事長にも委員会のメンバーになっていただいております。
記事で紹介されているような、
「元気なうちに収入や資産などお金の事をきいておくべき、いきなり
切り出せば財産を狙っているのかと誤解されるおそれもあるので、
震災を話題にし、いざというときの対応を話し合ってみては」
というような具体的なアドバイスの他、介護保険制度の基礎知識、
やがてくる介護の前に今できること、仕事と介護の両立の秘訣など、
数々のアドバイスを提供いただける、企業の従業員向け介護セミナーも
多数開催させていただいております。
企業側が従業員の介護の悩みを把握していない場合が多いのが現状です。
「組合などを通じて介護支援の必要性について声をあげることも必要」
という弊社社長山極のコメントにもあります通り、介護をしていることに
ついて、職場で話せるような環境を整えていくことが重要です。
急にくるかもしれない仕事と介護の両立生活が始まる前に、事前知識を
つけておくのは今後の働き方にも大きく影響してくる重要なポイントです。
介護セミナーのほか、弊社では介護コンシェルジェという全従業員向けの
新サービスを11月にご提供させていただきます。
もし介護セミナーや介護コンシェルジェにご興味をお持ちの方は
お気軽に弊社までお問い合わせをお待ちいたしております。