こんにちは。wiwiwの介護アドバイザーの角田です。
花粉の季節になりました。
今年は中国から人の健康に悪影響を及ぼす
直径2.5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の微小粒子状物質「PM2.5」が飛んできて花粉に付着し、
花粉症の症状を悪化させると心配されています。
北京では四日市喘息を引き起こしたレベルに大気が汚染されてきていて、呼吸器や循環器疾患が増え、空気清浄器とマスクが飛ぶように売れているそうです。
マスクといえば、花粉症の人が増えてから、自分を守るためにマスクをするという感覚が一般的になったような気がします。
インフルエンザやノロウィルスの予防でもマスクをします。
私が子どもだった頃は、風邪を引いたとき、それを他の人にうつさないようにマスクをしました。
ですから、マスクをしている人を見ると、風邪がうつるような気がして近寄りたくありませんでした。
実際、マスクをしている人はゴホンゴホンと咳をしていたような記憶があります。
もちろん今でも風邪引きさんのエチケットとしてマスクをしていますよね。
家で介護している人も、なぜ、マスクをするか。
エチケットなのか、予防のためなのか。
自分がうつらないためか、家族にうつさないためか。
高齢者施設でノロウィルスに感染した人が激しく嘔吐した場合、
吐しゃ物を片付ける人は、使い捨てのマスクと手袋をして、吐しゃ物封じ込めシートをかぶせて処理します。
作業が終わったらそれらを速やかにビニール袋に入れて捨てるように指示されています。
これは、片付ける人が感染しないようにというより、
片付ける人にウィルスがついてそれを撒き散らすのを防ぐためのマニュアルです。
ホームヘルパーが利用者の家にいったとき、
持参した靴下に履き替えることが多いのですが、
ヘルパーの足が汚いから履き替えてほしいという家族の要望に応えるためか、
前の利用者宅からウィルス等を運んでこないためか、利用者の家が汚いから履きかえるのか・・・。
エプロンをするのは、ヘルパーが自分の服を汚さないためか、外気で汚れた服を覆うためか・・・。
理由を考えてみると、効果的に衛生グッズが使えるようになると思います。
つのちゃん
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