こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。
暑い夏を迎え、熱中症で今日は何人救急搬送されたというニュースが流れていますね。
介護支え合い電話相談には、
「エアコンは身体が冷えると言って、すぐに切ってしまう」
「暑いのに電気カーペットをつける」
「汗をかきながら寒いと言い、服を何枚も重ね着している。脱がしたくても言うことを聞かない」
「私は半袖一枚でも汗だくなのに、母は長袖のブラウスに毛糸のカーディガンを着てちょうどいいと言う。
感覚がおかしいのではないか」
「タオルケット一枚で寝たはずなのに、朝になったら掛け布団をかけて汗びっしょりになって寝ていた」
「夜中にトイレに行くのが嫌だからと、水分を取ってくれない」等々
高齢者を介護する家族からの悩みが寄せられています。
熱中症予防対策として、
外出するときは、
(1)熱い時間帯・長時間は避ける。
(2)飲み物を持参する。
(3)帽子、日傘を使用する。
室内では、
(1)冷房をその日に適した温度に調節する。
(2)水分をこまめにとる。
を心掛けるとよいそうです。
高齢になると体温調節機能が衰えのどの渇きを自覚しにくくなります。
認知症の人の場合はさらに難しい面があるでしょう。
予防対策を日常生活の中にどう取り入れるか、お年寄りに実行してもらうことの難しさに共感しながら
相談者と一緒に対応を考えています。
私の父は、庭で30分くらい作業をして、のどが渇いたので缶ビールを飲んだのですが、
熱中症になりかけてしまいました。医師から「ビールでは余計に水分が身体から出て行ってしまう」と言われ、脱水症状に効く市販のドリンクを勧められました。
それからは、それを常備しています。
また、50代の知人は、夏風邪だと思って、お風呂に入らず汗をかけば熱が下がると思って
ふうふう言いながら布団で寝ていたそうです。
そうしたら、実は熱中症だったそうで、命が危険だったと医師から言われたそうです。
皆さんも、自分は大丈夫だと思わずに、熱中症予防ドリンクを作ったり、
涼しい衣服や住まい方を工夫したり、熱中症対策を考えてくださいね。
つのちゃん
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