こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。
“すこやか介護”というFM世田谷のラジオ番組をご存知ですか。
毎週火曜日の午前10時30分~45分に放送されていましたが、
残念ながら3月末日をもって終了となりました。
その最終回は、月曜日ではありますが3月31日の放送となり、
なんとなんと、私がゲスト出演させていただきました。
2007年から毎年1~2回この番組で介護にまつわることを
インタビュー形式でお話しさせていただきました。
その時々の電話相談から見える介護の現状や当方が主催したイベントの話などを、
スタジオのマイクの前で緊張しながら話したことが懐かしいです。
それをカセットテープやMDディスクやCDなど、
その時の録音技術に合わせた媒体でいただいたものです。
最後の出演は、電話相談室にいる私と生電話によるインタビューになりました。
お話ししたことは、
①親の晩婚化や高齢出産により、30代や40代で親の介護を担うことになった息子や娘さんからの相談が目立つようになった。
②仕事を辞めて親を介護している40代や50代の子ども世代では、自分の将来の不安が大きく介護うつになってしまったという相談が寄せられており、これからは仕事と介護の両立が重要である。
③親と別居して暮らす子どもの場合、親に介護が必要になったときに、嫁よりも実子が介護を担う風潮が強まっている。
④嫁からは、複雑な人間関係の中で介護している相談が増えている。
そして、
「一本の電話で介護の問題が解決するのは難しいですが、
『苦しい胸の内を吐き出すと気持ちが軽くなりますよ』、
『悩んでいるのは自分だけではないと気付くと肩の力が抜けて楽になりますよ』、
『電話相談室はあなたの味方ですよ』と伝えていきたいと思う」
としめくくりました。
“すこやか介護”が終了してしまったことは大変残念ですが、
これから迎える大介護時代に向けて、
このような番組へのニーズは高まっていくと思います。
ラジオはリスナーに直接語りかけてくれるようなところがあって、
ラジオが友だちという方がいます。
また、介護中で手が離せなくても耳だけ傾けることができます。
ラジオで介護をテーマにした番組がもっと増えるといいなあと思います。
皆さんもアンテナを張っておいてくださいね。
つのちゃん
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