こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。
夏は暑くて何もしたくないですよね。
そこで、秋の声が聞こえてきたら、家の整理をしませんか。
最近、親が残した家をどうするかということが、本や雑誌のテーマになっていて、私も読んでみたいと思っています。
さて、日本の家はとにかく“もの”が多い。
それは四季があることに関係しているそうです。
それと、食事が和・洋・中華とバラエティに富んでいて、それを作るための“もの”が一杯あります。
洗剤や化粧品にしても、何用と細かく分類されていて、洗面台はボトルやチューブだらけ。
まず、消費期限が切れたものを捨てます。
使い残しがあるものは使い切ってから容器を捨てます。
使いたくないものは捨てます。
介護アドバイザーとしてお伝えしたいことは、
「今、もう使わないだろうと思うものは、これから先使うことはないし、無くても困らない」と家族皆で了解して、整理することをおすすめします。
ものであふれた家では高齢者がつまずいて転ぶなどの危険が多く、ヘルパーサービスを頼んでも、効率が悪すぎて時間内に仕事が終わりません。実際に、流し台や食卓の上はものが溢れ返っていて、それを片付けないと調理ができず、掃除機をかけたくても床が見えない家があるのです。
家を建て替えるために家にあるものをすべて梱包し、何十個の段ボールをトランクルームに預け、数個を仮住まいに持ってきた人が言いました。
「これだけで十分暮らせる」
今後、有料老人ホームや施設への入所を検討しているのであれば、持ち込める分量を考えて、ものを厳選しなければなりません。
親の家にあるものの整理を手伝うことも、介護の備えになると思います。しかし、あくまでも親の家、親のもの・・・。そこが難しいですよね。
つのちゃん
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