第20回 国際女性ビジネス会議に参加してきました!
会議のようすをみなさまに共有させていただきます。
国際女性ビジネス会議って何?という方はこちらをご覧ください。
Impressive!! 一言でいうと、そんなすばらしい会議で、
とてもポジティブなエネルギーをもらうことができました。
一番おどろいたのは、参加する女性の意識の高いこと!
日本の女性ってこんなにキャリアに対して積極的だったっけ!?
とほんとうにおどろきました。
「Who gets promoted, and why?」というセッションでは、
「Who wants to get promoted?」という司会からの投げかけに多くの
人がパッと手を挙げていました。
すべて英語でのセッションにもかかわらず、ほとんどの人が
同時通訳のイヤホンなしで聞いており、質問の時間には、
我も我もと手を挙げていました。
Googleの外国人の社員の方が何人か参加されており、
「給与を上げてほしいので昇進したい」
「昇進するために具体的に何と言って上司に交渉したらいいのか」
という正直でアグレッシブな質問がありました。
日本人はきっとこんなこと聞けない、
ダイバーシティってこういうことかー、
Googleの強さはここから来ているのかーと
身をもって感じることができました。
各プレゼンターの講演もすばらしく、日本にも優秀な女性がたくさん
いることに大きな感銘を受けたのですが、その中でも一番心に残った
スピーチは、野田 聖子さん(自由民主党 衆議院議員)でした。
「どんなに正論でも、多数決の世界では負けてしまう。
多数決で負けないようにするには、男女比がイーブンにならなければならない。」
という主張は、まさに男性中心の政治の世界を経験されたからこそ言い切れる
こと、とても説得力がありました。
また、男性に負けないよう、ライフをかえりみない生き方をしてきて、
結果、高齢出産となってしまい後悔している、とのこと。
女性もキャリア形成することが求められてきており、
思い切り働ける20代、30代に仕事ばかりになり、
妊娠するタイミングを逃してしまう・・・
この問題はこれから大きくなるのではないでしょうか。
妊娠・出産できる期間は生物学的に限られています。
キャリアもライフもバランスのとれた生き方をできるような社会に
していきたいですね。
記念すべき第20回ということで、さまざまなサプライズが用意されており、
安倍首相や、宇宙飛行士の野口聡一さんの登場に、会場はおおいに沸きました。
最後のネットワーキングの時間には、国際女性ビジネス会議主催の
株式会社イー・ウーマン代表の佐々木かをりさん率いる
ゴスペル・グループが登場し、迫力のある歌も楽しむことができました。
「仕事をしても育児をしていても、プライベートは楽しめる」ということを
体言されていて、きっと多くの方が影響を受けたのではないかと思います。
キャリアに超前向きの人でなくても、なんだか疲れちゃったという人でも、
こういう機会はさまざまな気づきやパワーを与えてくれるので、
積極的に参加されてはどうでしょうか。