こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。
日本人が過去最高のメダル数を獲得したリオオリンピックが閉会しました。
選手が体中で喜びを表現したり、悔し涙にくれる姿をテレビやインターネットでご覧になった方が
大勢いらっしゃるでしょう。
私も、アスリートの競演にハラハラ、ドキドキして、ヤッター、え~~~、と感情を高ぶらせていました。
ニュースで結果を知っているので安心して見られた試合もありました。
オリンピックは真剣勝負なので、どのシーンでも心を揺さぶられます。
選手の笑顔を見ている私も同じように笑っていたり、卓球の愛ちゃんやレスリングの吉田選手の涙を見て、私も涙ぐんでしまいました。
このとき、私は日常生活から離れて、オリンピックの世界に入り込んでいたようです。
実は、このような時間をもつことが、ストレス解消に大いに役立つのだそうです。
いつも頭から離れない不安、不満、後悔等の負の感情を忘れることができれば、
脳細胞は元気になるそうです。
つらい気持ちのときでも、オリンピックを見て楽しむことができた。
だとしたら、普段はどんなことをすればつらさを忘れることができるだろうと
自分の暮らしを振り返るきっかけになるかもしれません。
介護中は、狭い空間の中で人間関係にがんじがらめになり、時間にも追われがちです。
仕事や介護の状況をすぐに変えることはできませんが、自分の気持ちを解放することは可能だと思います。
楽しい時間は、視・聴・嗅・味・触の五感を刺激することでつくれます。
人によって重視する感覚は違うので、自分に合った刺激を探しましょう。
また、ストレスが溜まっているなと感じたら、とりあえず体を動かしてみると
気分が変わることが多いです。
じっと考えていると悪いことばかりが思い浮かんで、負のスパイラルに陥ってしまいます。
そこで、何でもいいから手足を動かす、家から出て風景を見る、人と出会って話をする。
そうこうするうちに、自分の悩みがちっぽけに思えたり、今悩まなくてもいいように感じたり、
何を悩んでいたのか忘れてしまうことさえあります。
再び悩むことになっても、落ち込み具合が違うこともあります。
「普段はテレビを見ない認知症の母が一日中オリンピックを見ていました」とおっしゃった方がいました。
オリンピックは、家族皆で一喜一憂する時間をもつことができます。
4年に一度のオリンピック。
我が家は2020東京オリンピックのときは、どんなふうになっているのだろうと考えると、
今が貴重な時間に思える方も少なくないのではないでしょうか。
リオオリンピックは終わりましたが、9月にはパラリンピックがあります。
また皆で応援しましょう。
つのちゃん
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