10/25(金)にwiwiwL!VE「子どもと医療 ~子育てママの気持ちと、地域医療現場からのメッセージ~」を開催し、多くの育児休業者様にご参加いただきました。
今回のテーマは「子どもと医療」。
子どもが病気になってしまった時の小児科選びのポイントや、
昨今話題にもなっている発達障害との向き合い方など、子育てしていく中で知っておきたい医療のお話をうかがいました。
セミナーの様子をレポートします。
■講師:吉原 佐紀子 氏(世田谷地域の子育て支援コーディネーター / 編集者/特定非営利活動法人ここよみ代表)
■セミナー内容:
- 小児科医・津田正彦先生から
- ひろばで聞いたお母さんたちの声
- 病歴ノート/子育てコミック、親子で読みたい絵本など
- 小児科医・榊原洋一先生から
子どもが小さいうちは、どうしても病気になりやすかったり、すぐ怪我をしてしまったりしますよね。
そんな時重要になるのが小児科選び。
小児科医・津田正彦先生のインタビューを通し、小児科選びのポイントを教えていただきました。
評判のいい小児科が、お子さんと相性が合うとは限りません。相性のいい病院を見つけるためには、1カ月健診で小児科デビューをすることがおすすめと教えていただきました。また、最新の治療を取り入れているか見極めるポイントとして、大きな病院と連携をしているかを確認するのもよいとのことでした。
また、医療に関するパパ・ママの体験談についてもご紹介がありました。子ども1人1人にオリジナルの「病歴ノート」を作ったり、医療ネットワーク・子育て仲間ネットワークを作って情報共有をしたりすることも大切とのお話がありました。
書籍の紹介もあり、親子で学んでいくことも必要だとわかりました。
また、昨今ニュースや雑誌でよく耳にする発達障害についてもお話がありました。
発達障害について、早期診断や早期治療が重要という風潮がありますが、子どもの将来にかかわることであり、早く診断することが子どもにとって良いとは限らないとのことでした。
大人になっても自分の体のことがすべてわかるわけではないのだから、子どもの体のことも「わからなくて当然」というところから出発すればいいというメッセージが印象的でした。
【参加者からいただいた声】
今回のwiwiwL!VEは「非常に役に立った」「役に立った」との声が92%を占め、コメントもたくさん頂戴しました。
一部を紹介いたします。
・子の受療記録を付けること。第一子(10歳)ではお薬手帳があるからと思っていましたが、コメントされていたように病気の記録としては不十分だったので、第2子(1歳)では病気の記録を残したいと思いました。
・発達障害への向き合い方が参考になりました。妊娠中から、もし子供に障害があったらどうしよう?と考えることがあったのですが、診断名をつけてもらうために病院に行く必要はない、という言葉には、はっとさせられました。息子がこれから大きくなって気になる事があったとしても彼の個性として捉えられるようになりたいなと思いました。
・かかりつけの病院について、担当医とあわなかったり適切な処置が行われていないと感じた際は思い切ってかかりつけの病院も変えてみるのが良いのだなと感じました。
ご参加いただいた皆様、コメントをいただいた皆様、ありがとうございました。
次回セミナー日程はこちら
11/19(火) 野菜とだしで作る離乳食 ~赤ちゃんの味覚の育て方~
ぜひご参加ください。
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