このたび新しくリリースした管理職向け研修「ダイバーシティ・マネジメント研修~アンコンシャス・バイアスの影響に対応し、個性を活かす組織づくりのための実践策!~」を45分間に短縮した内容を、人事ご担当者様にオンラインで体験いただきました。
年度末にもかかわらず定員を超えるお申込みをいただき、また、事後に実施したアンケートでは、アンケート回答者全員から、本研修は従業員様にとって「非常に有効である」「ある程度有効である」とご回答いただきました。
「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」は、政治家の発言を受け最近社会的に大きくクローズアップされていますが、このテーマは企業様にとっても真剣に取り組むべき重要な課題であると認識されていることを改めて感じました。
アンコンシャス・バイアスとは、「自分自身が気づいていないものの見方やとらえ方のゆがみ・偏り」のことで、良い悪いではなく誰にでも存在するものですが、正しく理解しその影響を自覚し適切なマネジメントをしないと、組織づくりを進める上で大きな弊害となることがあります。
特に、管理職がもつアンコンシャス・バイアスは組織に大きな影響を与えます。そのため管理職は、「性別や年齢等の属性、過去の経験や習慣、育ってきた過程や周囲の環境等から由来するバイアス」を自分自身が持っていることを覚知したうえで、部下一人ひとりが自分自身とは異なる個性や能力を持つことを認識し、真に個人を活かす業務マネジメントや人材マネジメント(=ダイバーシティ・マネジメント)ができているか、そのプロセスを見直す必要があります。
本研修では、管理職が自身のバイアスと他者への影響について自覚し、その対処法を理解し、職場での具体的な行動に繋げることを目指します。 研修の中では「多様な考えを聴くための対話」の実践に繋げるグループワークや、自己理解・他者理解を深め他者と良好な関係を築くことを目的としたグループワークを実施します。また、より効果的・効率的に研修内容の理解を深め実践に結び付けていただくため、eラーニングと組み合わせた「反転(flipped)研修」をご提案しています。
それでは当日の様子をレポートします。
冒頭にeラーニングと組み合わせた「反転(flipped)研修」のメリット、および本研修と組み合わせるeラーニング「職場におけるアンコンシャス・バイアス」のご紹介をしました。
eラーニングは全従業員を対象とした全20分のプログラムで、「職場によくあるアンコンシャス・バイアスを知り、自分自身のバイアスの傾向およびその対処法を学ぶ」ことができます。本eラーニングについては、事後に実施したアンケートで、回答者の7割弱の方に「興味がある」とご回答いただいております。
続いて本研修を担当している前之園講師より、研修内容をご紹介しました。
プログラムは次のとおりです。
途中10分間のグループディスカッションを挟み、各職場にどのようなアンコンシャス・バイアスがあるか、自由にお話いただきました。その中で、「上司の意見は正しいというアンコンシャス・バイアスがある(部下が自由に意見を言うことができない)」「育休明けの女性に責任の重い仕事を割り振らない傾向があり、どうにかしないといけないと思っている」といった課題を共有いただき、各社において各社各様のアンコンシャス・バイアスが組織づくりの弊害となっていることを改めて実感しました。
そして、冒頭にもお伝えしました通り、参加者様へのアンケート結果から、本研修が企業様の課題に対して有効なアプローチとなりうることを確信いたしました。
今後とも企業様にしっかりと寄り添い、企業様の課題解決の支援をさせていただきたいと考えております。
また、今回は管理職向けの研修のご紹介でしたが、弊社は全従業員を対象としたアンコンシャス・バイアス研修(eラーニングと組み合わせたflipped研修)もご用意しております。
他、「ダイバーシティ&働き方改革」「男性の家事・育児参画支援」「仕事と育児の両立」「仕事と介護・治療の両立」における新サービスもございます。
詳細は、こちらの資料↓↓に記載しておりますので、ぜひご活用ください。
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