wiwiw介護アドバイザーの角田です。
新年を迎える準備にお忙しいことと思います。
テレビのバラエティ番組で、「12月にすること」のアンケート調査をして、「する」と答えた人が最も少ないものを選ぶというクイズをやっていました。
テレビの回答者は「おせち料理をつくる」を選び、不正解。
正解は「大掃除をする」でした。年末の大掃除を年中行事の一つに捉えていた私にとっては意外な結果でした。
年末の大掃除のもとになったのは、12月13日の「正月事始め」で行われていた「すす払い」だそうです。お正月は年神様を家に招き入れる行事でご先祖様も帰ってくるため、神棚や仏壇の掃除をしてお正月の準備をする風習が、やがて家中の掃除をして年神様をお迎えするようになったとのことです。
私もそうですが、日常の掃除も大変なのに、大掃除もしなければと気が重くなっている方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
在宅介護中であればなおさらではないかと思います。
そんなときは、「玄関を掃除するだけでも福の神は訪ねてきてくれる」「お正月らしい花を飾れば、気持ちよく新年を迎えられる」と考え、大掃除は窓を開け放しても寒くない季節に回しませんか。
私は「頭と身体と家をスッキリさせる」を来年の目標にしました。
家中のものを一度に片づける大整理は無理なので、気づいたところから少しずつ“もの”を整理していこうと思っています。
みなさまも、自分なりの快適さで折り合いをつけて、無理をしないでいただきたいと思います。家がきれいなことよりも、笑って介護しているほうが幸せそうに見えますよ。
つのちゃん
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