９月１日は防災の日です。そこで、９月のwiwiwL!VEは、大切なお子様のために今からできる防災をテーマに開催し、多くの育児休業者様にご参加いただきました。

 

セミナー実施後のアンケートでは、91％の方が非常に役に立った、役に立ったと回答いただきました。ご回答していただいた皆様、ありがとうございます。

 

■参加された育児休業者様の声（一部抜粋）

 

• 備蓄の量や、あって役立つアイテムの解説が、赤ちゃんがいる人目線で、なるほどと思う事があり、大変ためになった。
• 赤ちゃんのための防災用品はまだ用意していなく、どのようなものが必要なのか迷っていたので、大変助かった。
• 災害時のことは漠然としか考えていなかったが、改めて考えるきっかけとなった。
• 缶やキューブタイプのミルクの使い方を実践で見せてもらえて分かりやすかった。またQ&Aで調乳時の温度など日頃疑問に思っていたことが解消できてよかった。

 

 

それでは、セミナーの様子をレポートします。

■セミナー概要

 

●講師：林　美有紀　氏　（株式会社明治　マーケティングソリューション部　管理栄養士）

 

●セミナープログラム：

• はじめに
• 災害発生！その時、赤ちゃん家庭に何が起こった？
• ライフラインの復旧には時間がかかる！ ～「もしものモノ」を日常生活に！～
• 自宅の防災力アップ ～赤ちゃんを守るために大切なこと～
• 質疑応答
• おわりに

 

中でも勉強になった、と声の大きかった３つのトピックについてご紹介します。

 

～ローリングストックって？～

大きな災害が発生した際、最低3日間の備蓄が、子どもがいる家庭では1週間分あると良いとされているそうです。自治体の備蓄は、大きな災害時には十分ではなく、さらに、赤ちゃん用ミルクやアレルギー食品は手に入りにくいとのこと。

そこで「ローリングストック」という方法を説明いただきました。ローリングストックとは、普段から多めに加工品などの食料を一定量備蓄し、定期的に食べ、食べた分を買い足し備蓄していくという方法です。この方法は備える、使う、補充するというサイクルができるため、日常時と非常時ともに使うことができるそうです。普段からローリングストックを意識して実践することが大切ですね。

 

 

～自宅の防災力をアップしよう～

実際にどのくらいの量を備蓄すればよいかわからないというご家庭も多いのではないでしょうか？今回は、大人だけでなく大切なお子様・赤ちゃんが、まずは3日間過ごすために最低限必要なものの備蓄量についても具体的に解説していただきました。

参加者様からも、具体的な備蓄量を教えてもらえてよかったという声が多数ありました。また、ミルクを温めるためにあると便利なカイロなど、おすすめの備蓄品も参考になったなどの声もありました。多くの参加者様が防災に対して意識が高まったようです。

 

～ミルクの作り方実演～

液体ミルクとキューブタイプのミルクの作り方の実演もありました。被災時、いつもと違った環境・違うミルクでは、飲んでくれないかも・・・と不安に思うこともあるかもしれません。普段使いにも少しずつ取り入れて、ママだけでなく、夫婦ともに作り方のコツや特徴を知っておき、いざというときに備えておくことが大事ですね。

明治様のホームページにて、紙コップでの授乳方法や赤ちゃんのための防災ブック、ミルクのアレンジレシピなどが公開されているので、是非ご覧ください。

また、明治様からご提供いただいた防災用備蓄チェックリストをこちらからご覧いただけます。

 

 

様々な防災の備蓄をすることはもちろん、防災力アップには夫婦（家族）での話し合いがとても大切です。離れているときの連絡手段、住居の立地や安全な場所、家族の個性・特性など、話し合っておきましょう。

ぜひ、今回のセミナーをきっかけに、ご家庭の防災準備について話し合いをしましょう！

 

■次回セミナーのご案内

10月17日（月）10時より、子供とパートナーのためのコーチング～家庭で活かせるコーチング～を開催いたします。ぜひマイページ内にあるwiwiwL!VEのアイコンをクリックしてお申込みください。

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