介護アドバイザーの角田です。
9月18日の敬老の日に合わせて、高齢者に関するデータが発表されました。
【厚生労働省】
100歳以上の人=9万2139人(女性8万1589人、男性1万550人)
最高齢者=巽フサさん、116歳
80歳以上の人の割合=10.1%
日本の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)=29.1%(世界で1番)
【総務省】
65歳以上の就業率=25.2%(主要7か国の中で最高)
65~69歳の就業率=50.8%
70~74歳の就業率=33.5%
就業者数に占める65歳以上の割合=13.6%(7人に1人)
【介護労働安定センター】
訪問介護員の平均年齢=54.7歳
65歳以上の訪問介護員の割合=26.3%
70歳以上の訪問介護員の割合=13.5%
訪問を除く介護職員の平均年齢=47.3歳
私の父は要介護2で、訪問介護のヘルパーさんに家の掃除をしていただいています。
最初は小学生のお子さんのいるヘルパーさんでしたが、今はベテランのヘルパーさんに変わりました。
15年前に母がお世話になっていた方で、丁寧な仕事ぶりは変わりません。父とも話が合い、信頼してお任せしています。
大学を出たばかりの介護職は、高齢者の自宅を訪問して高齢者が望むサービスを一人で提供するのは難しいと大学の教員が言っていました。
人生経験を積んだ人のほうがいいのかもしれません。
しかし、訪問介護の世界に若いヘルパーさんが入ってこないとどんどん高齢化してしまいます。
介護職員の不足はこれから深刻になってきます。
仕事と介護の両立に介護保険サービスの利用は欠かせません。
そのためには、介護職の方々に他の業種の平均賃金と同等の賃金が支払われ、高齢者の自立を支援し家族
にはできないことをしていると尊敬される魅力的な仕事であることが広く認識されなければならないと
思っています。
つのちゃん
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