介護アドバイザーの角田です。
要介護認定で、「要支援1・2」になる原因のトップ3は、
関節疾患、高齢による衰弱、骨折・転倒
そこで、介護予防には運動が推奨され、特に「歩くこと」が注目されています。
いつ歩くと健康に良いか。
なんと「食後」だそうです。
食後に歩くと血糖値の上昇が抑えられ、ダイエットにもなるとのこと。
朝ご飯を食べてから出勤するのは健康のためによかったのですね。
朝日を浴びれば、ビタミンDが体内で生成され、骨粗しょう症予防にもなって一石二鳥です。
何歩歩くとよいか。
健康長寿研究所が群馬県中之条町で行った研究によると、歩数と中強度活動(早歩きなど)の時間が、
健康維持・増進、健康寿命の延伸と関係があることがわかりました。
歩数:中強度活動時間=予防できる病気
4000歩:5分=うつ病
5000歩:7.5分=要支援・要介護、認知症、心疾患、脳卒中
7000歩:15分=ガン、動脈硬化、骨粗しょう症、骨折
8000歩:20分=高血圧、糖尿病、脂質異常症
75歳未満でメタボリック症候群の方は、10000歩:30分が必要だとか。
また、12000歩:40分以上になると、健康を害することもあるそうで、多ければ多いほど良いということ
ではないのですね。
今年は暑くて外を歩けなかった日が多く、やっと涼しくなったと思ったら一気に寒くなってしまって、
心地よい秋の日が少なかったですね。
本格的に寒くなる前に、みなさんも歩いてみませんか。
そして、親御さんに、「歩くことが介護予防になるんだって。いつまでも元気で長生きしてね」とエールを送りましょう。
つのちゃん
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