wiwiw介護アドバイザーの角田です。
今年も「熱中症で救急搬送された」というニュースを聞くようになりました。
平成27年の熱中症による死亡者は968人。その80%が65歳以上です。
実は、現在90歳で、一人暮らしをしている父も熱中症になったことがあります。
数年前の夏、父は、軽いめまいがして足が重くなり、熱があるように感じたそうです。
なんかおかしいなと思ってかかりつけ医に行ったところ、熱中症(暑さによる脱水症)と診断されました。
生理食塩水を点滴してもらうと症状が落ち着いたそうで、帰宅してから子どもに電話をしてきました。
医師にペットボトルの経口補水液を飲むよう指示されたので、弟に薬局で買ってきてもらい、しばらく飲んでいたら体調が戻りました。
高齢者の場合、のどの渇きを自覚する前に脱水症になってしまうことがあるので、「のどが乾いたら水を飲むのでは遅い」と医師に注意されたそうです。
それ以来、500ミリリットルのミネラルウォーターを、ダイニングテーブル、茶の間の座卓、自室の勉強机、ベッドサイドテーブルに置いて、そこに行ったら飲むようにしているとか。また、夜間も含めて、トイレに行ったら水を飲むことを習慣にしていると言っています。
経口補水液はいつもストックしていて、猛暑の日や汗をたくさんかいた日に飲んでいます。
テレビで身体にいいと言っていたので炭酸水を1ダース買ったのですが、これは口に合わなかったそうで、私が引き取りました。
このほかに、フリーズドライの野菜スープや味噌汁、麦茶、インスタントコーヒー、ジュース、鉄分入りヨーグルトドリンクをよく飲んでいますね。
スイカに塩を振って食べたり、オレンジも食べています。
汗で排泄される塩分を補うための塩飴も買ってありました。
また、寒がりでクーラーが嫌いな父でしたが、熱中症で倒れるわけにはいかないからとエアコンを買い替えました。このところの暑さは異常なので、エアコン無しでは暮らせないとのことです。
父は自分で工夫をして熱中症対策をしているので、娘としては大助かりです。
これから猛暑の夏が始まります。
皆さんも、熱中症対策について、家族で話し合ってみてくださいね。
つのちゃん
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