セミナー概要
仕事と介護の両立支援セミナー(基礎編)のステップアップ版となります。 介護をする対象者で、最も多いのは従業員自身の両親(老親介護)ですが、それ以外の家族対象者を介護している割合も少なくありません。 配偶者や子どもに介護が必要になるとその影響は老親介護以上に大きいものがあります。 本セミナーでは、配偶者にがん等の病気に対する介護が必要になった場合や、子どもに難病、小児特定疾病、障がい(発達障がい)がある場合にどのように両立していくのかそのポイントを学びます。また、周囲の上司や同僚が、介護で悩んでいる従業員への理解(老親介護とは異なる困難さや、障がいや疾病に関する基礎知識とそれをサポートする公的サービスなど)を進め、より仕事と介護の両立の多様性について考えられるようにします。
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学習目標
・配偶者や自分の子どもの介護に直面した際の両立のポイントについて理解する。
・周囲の上司や同僚が、上記の介護で悩んでいる従業員への理解を進める。 -
対象
全従業員
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セミナー時間
1時間
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セミナーの特長
仕事と介護の両立支援セミナーのステップアップ版として、配偶者のがん治療との両立、子どもの発達障がいとの両立を中心に、仕事と介護の両立について理解を深める。
プログラム
プログラム内容 | |
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1.「家族介護」を考える | |
2.「親」の介護との両立を考える【講義+ワーク】 | |
3.「配偶者」の介護との両立を考える | |
4.「子ども」の介護との両立を考える | |
5.職場でのコミュニケーションのポイント |
講師
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- 寺西 知也
- 執行役員 仕事と介護の両立支援部長
- 専門領域
- キャリアと介護の両立/男女のワーク・ライフ・バランス、女性活躍とキャリア形成/社会福祉(介護保険、児童・女性福祉、障害者福祉)
- 経歴
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2003年 立教大学コミュニティ福祉学部卒業
同年 社会福祉士を取得し、介護ビジネス会社へ入社。
現場での生活相談員業務や、拠点責任者を経験後、エリアマネジャーとして、直営店の介護施設運営、スタッフへの研修や指導の他、採用や人事を担当。全国を対象として、介護施設のテナント開発及び立ち上げ、新規事業やクライアント法人の介護事業立ち上げのコンサルティング営業を実践した。
2012年 株式会社wiwiw入社 100社以上の担当企業に効果的なwiwiwサービスやセミナーを通じたアクションプランの提案を行う。また、人事や当事者向けのセミナー講師として講演・研修を行う。
2014年 厚生労働省委託事業「平成26年度仕事と介護の両立支援事業」(100社の参加企業のニーズ調査や集合研修・コンサルティング)のプロジェクトリーダーを務めた。