セミナー概要
仕事と治療の両立を支援するため、「①予防」→「②準備」→「③認知」→「④治療」→「⑤復職」のフェーズ毎での取り組みが必要です。集合研修では、主に「②準備」「③認知」「⑤復職」において、管理職および従業員を対象に、それぞれの立場で何を認識すればよいのかを具体的にお伝えします。
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学習目標
・治療と仕事の両立における基本的考え方を理解する
・「治療と仕事の両立支援」における各フェーズの取り組み内容や留意点を学ぶ
・健康情報の重要性および取り扱いにあたっての留意点を学ぶ
・管理職は、職場の業務を円滑に運営できるよう、業務管理と人事管理を並行する職場マネジメントを学ぶ
・ケース事例から想定される状況に対してどのように対応するか疑似体験することで、その留意点を理解する -
対象
管理職・従業員
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セミナー時間
1.5時間~2時間
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セミナーの特長
理解をさらに深めるため、各社の「健康情報取り扱い規定」の活用や、オリジナル教材の治療と仕事の両立におけるマネジメントフェーズ別アクションリスト等を利用することも可能です。
プログラム
プログラム内容 | |
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1.治療と仕事の両立支援における基本的考え方【講義】 | |
2.各フェーズにおける両立ポイントと留意点【講義】 | |
3.「部下(同僚)からがんの罹患を告知された場合の留意点」 「自分ががん等に罹患した場合に対処すべきこと」【ケーススタディ】 |
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4.まとめ |
講師
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- 松原 光代 氏
- 学習院大学 経済経営研究所 客員所員
- 専門領域
- 人的資源管理/女性労働/ダイバーシティマネジメント/キャリア論
- 経歴
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東京ガス(株)を経て、平成22年学習院大学経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。東京大学社会科学研究所特任研究員、(株)東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部主任研究員、学習院大学経済学部特別客員教授を経て、平成29年4月より現職。専門は人的資源管理、女性労働、ダイバーシティマネジメント、キャリア論。
主な論文として「短時間正社員制度の長期利用がキャリアに及ぼす影響」(『日本労働研究雑誌』2012年10月号)。また、主な著書に『ワーク・ライフ・バランスと働き方改革』、『ダイバーシティ経営と人材活用』(ともに編著)等。「治療と仕事の両立支援セミナー」の講演実績多数。